取扱いのコオロギの種類

フタホシコオロギ(Gryllus bimaculatus)以下フタホシと呼びます。
※同種ですが大きな個体を累代交配したものを黒コオロギと混同しないように呼びます。

ヨーロッパイエコオロギ(Acheta domesticus)以下イエコと呼びます。
※ハウスクリケットと呼ばれるのもイエコと同じです。
他のエサ用昆虫に比べ
栄養バランスが良いコオロギ
自家生産し販売していますので消化性に優れ衛生的
生まれたて小さいコオロギから大きいコオロギまで揃っています。
※自家生産分が不足した場合は肥育(仕入れて育てた)したコオロギになる場合が有ります。
その際、
ご注文のサイズが肥育の在庫しか無い場合、注文数を確認させて頂いています。
※イエコの生産は休止しました。1ヶ月で150匹以上必要な方はご相談下さい。

    

フタホシとイエコの違いと特徴

見た目では色の違いでエサとする動物の嗜好性が異なるようです。
黒いフタホシは食べないのに白いイエコなら食べる。または逆になる事も。
ほとんど扱いやすいフタホシで食べてくれます。 次に、
大きさはフタホシの方が、モチっとしてるのに対してイエコはスラっとした体形です。
捕まえる際、よく跳ねるのがイエコで
触るのが苦手な人でもピンセットで捕まえれるのがフタホシです。
終齢幼虫(成虫前の幼虫)になると大きさがフタホシはイエコの2倍以上、
黒コオロギはフタホシの2倍以上と
持って帰ってもらうのに袋に入れると重くズッしりとしています。
栄養価は100gでの測定値が有りますが詳細は店頭でご購入頂いた方だけ公開。
ネット上には、こちら→(フタホシ200匹分のカロリー>イエコ250匹分のカロリー)
※エサにより栄養価が変わりますが同じエサでもフタホシとイエコの対比程度に。
水分摂取量もイエコに比べフタホシの方が多いので微少にニオイが出やすいように感じます。

    

コオロギの飼い方(ストックの仕方)

簡単そう。と思われがちですが小さな容器で大量にストックするとなると
コオロギのエサや掃除、ニオイなど手間がかかったり色々な悩みも出てくると思います。
このことから冷凍や乾燥したコオロギ、人工飼料(ゲル)に切り替えたい。
と思われる事も有ると思います。
しかし活きたコオロギを食べさす方が、自身が育てれば安心だと思いませんか?
栄養価は優れていても防腐剤や着色料などの添加物の影響も受けませんし
冷凍や乾燥された物が元気なコオロギだったら良いですが活きていた時の状態が
老齢、不健康、不衛生など推測する事も出来ないので。。。
なので、過密気味でも飼えるコオロギのストックの仕方を少しお伝えします。

●よじ登れない。飛び出さない高さのある(または、きっちり蓋の出来る)飼育ケースで
蒸れる事が無く通気が良い事。
※店頭で掃除の手間が省ける『コオロギ専用飼育セット』販売中。

●新しいコオロギを買ってきたら入れる前に飼育ケースを必ず消毒や除菌を!
使用するのは除菌の出来る食器洗剤でも消毒用アルコールでも構いません。
※当店では動物取扱業者の為、ビルコンを使用していますが一般の方は購入出来ません。

●過密を防ぐ為、段ボール、紙製たまごパックや園芸用の紙ポットを使えば
面積が増えるだけでなく湿度も調整でき汚れたら使い捨てでき
コオロギが食べても木で出来ているので食物繊維になるだけなので安心です。
※インクが付いた新聞や広告、漂白されたコピー用紙は当店では使用していません。

コオロギのエサのページはこちら (エサは重要な部分なので特別ページで。。。)

水分補給は飼い方に大切な要因で意外と思われるかも知れませんが参考に。
当店では給水器を入れておりません。と言うのも下記に書きますが
病気に繋がる要因の一つ。当店ではエサに水分を含ませ練ってあげています。
野菜から水分を補いたい。と言う方も居られるでしょう。しかし草食昆虫じゃないし
農薬を気にして無農薬の野菜をあげても死ぬのはニームが原因と考えて良いでしょう。
『虫の食わん野菜は安全でない』と先代から聞いた事も有るのでは?
※現在、当店は野菜を与えていません。

飼育温度は18度〜28度なら問題なく飼育できますが
温度が低くなれば食欲が落ちて痩せる、温度が高ければ成長も早くなるので
暖かい環境で元気に大きく育てる方がエサとしては良いかと思います。
適温は25度から28度をキープできると理想です。
また繁殖を狙う場合は28度前後で採卵から10日程で孵化しピンヘッドが取れ
1ヶ月程で1cm〜1.5cm程に成長していると思いますが、一般の方なら
歩留まりやら何やらで『 1ヶ月で1割 』育てれば良く頑張ったと思います。
湿度は40%〜65%が良く、低ければ加湿、高ければ除湿すると良いです。

照明は爬虫類を飼っていて紫外線ランプを持っていれば時々当ててあげれば
良いですが、短期間のストックで有れば室内の照明で十分かと思います。

●おまけ・・・幼虫を主に販売していますがストック中に成虫になる事が有ると思います。
その際、オスは鳴くので成虫になるまでに何とかしたい方は参考に。
コオロギの尾(尾端)に注目!2本の突起が有るのがオスで3本の突起が有ればメスです。

    

コオロギの病気について

病気と聞くと怖いですが結論を先に言うと今回、お話する病気は
コオロギの病気はコオロギ以外に移らない』です。

もちろん他の昆虫にも。エサとして食べる動物にも。人間にも。です。
ただ、この病気はRNAウイルスの一種で累代遺伝するようです。
発症すると麻痺や大量死(3日で全滅するほど)につながる厄介な病気。
感染していても発症を抑制できるので少しだけお話させて頂きますね!
1つはストレスを避ける事です。主なストレスに1晩かけて輸送される事、
他に長時間30度以上にしない事、通気を悪くしない事です。
もう1つは、共食いからの感染は防げないので2次感染する場所を無くす事です。
感染経路の多くは水場に落ちた糞から水が汚染され他のコオロギに感染します。
コオロギの養殖をしているとウイルスの発症を、どうにか抑えたい。と考え
抗菌薬、抗生物質、抗ウイルス薬、ステロイドと呼ばれる薬を
エサに混ぜれば良い。と考えられるかも知れませんが耐性菌が出るので、
病気が発症したら、すぐに出して消費するか隔離するようにします。
症状はイエコなら赤くなって死んでたりフタホシなら足の痙攣。その他、
異臭、買って帰ってきたら死んでた。など気付く事が有るかと思います。
このような体験された方は参考にして下さいね。
※当店でも仕入れた際、病気で1割〜2割程度、死ぬ事が有る程です。
※無菌状態で飼育する事は可能ですが保菌はしているので病気は発症します。
ゲノム編集や遺伝子操作したコオロギの方が怖いと思いませんか?
記憶に新しいのには遺伝子組み換え農作物が有りますよね?

他のエサ用昆虫と比較

●コオロギ・・・他店のコオロギと安易に比較出来ませんが自家繁殖の
当店のコオロギは栄養価、消化性に優れています。
●エサ用ゴキブリ(レッドローチ、デュビア)・・・
一度、導入し上手く繁殖の軌道にのせると
大きいサイズも小さいサイズも困る事が有りませんがゴキブリは
糞まで食べて綺麗な環境が苦手。薬剤や雑菌に強く手間が掛からいエサを
求める方には良いかも知れません。
※当店では取り扱いは有りません。
●ジャイアントミルワーム・・・通常のミルワームに比べ、ボリュームが有ります。
哺乳類や鳥類の恒温動物のエサには良いですが爬虫類や両生類の変温動物では
腸閉塞や胃に穴を開けられる事故が獣医師より報告を受けています。
※当店での取り扱いは有りません。
●ハニーワーム・・・和名:ハチノスツヅリガの幼虫で嗜好性が高く問い合わせを
多く頂きます。が、副食(おやつ)として与えて頂くのには良いのですが偏食を
起こし偏った栄養価の為、購入頂いていてもペットが長生きできなく
生産量>需要量となり採算が合わず販売継続を断念しました。
●シルクワーム・・・和名:蚕の幼虫で桑の葉を食べさして育てます。
人工飼料も販売されていますが、桑を食べて育ったシルクワームは桑しか食べず
人工飼料を食べて育ったシルクワームは人工飼料しか食べないので
シルクワームを育てる為の人工飼料はエサ用昆虫として適さない。との判断です。
●ミルワーム・・・コオロギと唯一、販売しているエサ用昆虫の一つです。
当店では小鳥、モモンガ、ハリネズミなど飼ってる方が居るので、その方用に
残ったエサ用昆虫です。持って帰って頂く時はカップに入れますが普段は
“ふすま”と当店の“コオロギフード”を食べ、別の容器で繁殖させています。その為
冷蔵保管されている。または、ふすまを食べきって糞だらけ。と言う事が有りません。
※ご来店前にお電話下さい。お電話頂いてからエサと一緒にカップに入れます。
●身近なエサになる昆虫・・・ワラジムシ、バッタ、クモ、ハエ、イモムシなど
衛生面や寄生虫が気にはなりますがエサ用昆虫として与えれます。
※昆虫に寄生する寄生虫・・・ハリガネムシや寄生バチ、寄生バエ(ヤドリバエ)など。

    

エサ用コオロギに、こだわる理由

2013年にFAO(国連食糧農業機関から将来の食糧危機を救うとして
昆虫食を推奨され注目を集めた食用昆虫。
日本には昔から”イナゴの佃煮”や”蜂の子”などが有りますが
コオロギは国内の大学や世界でも食用昆虫として養殖が始まっています。
食の安全保障と言う面でも人工飼料に含まれる添加物が気になる時代なので
当店では天然に存在する食品素材から得られる栄養素を自然な形で摂取し
食用としても安全と安心の両立を目指して販売しています。
食の安全と言うと過去に中国で養殖されたうなぎからマラカイトグリーンが
検出されたり、韓国の鶏肉から成長ホルモンが検出されたりと
ニュースになっているのでご存知の方も多いと思うので細心の注意を払って
コオロギを食品やエサとして供する為、薬品を使わず原料を見極めています。

    

食用コオロギの販売について

現在、国から定められた基準のガイドラインが有りませんが
食用としての基準は『衛生』『安全性』共に満たしているものと思っております。
国内でも”コオロギラーメン”や”コオロギせんべい”も食品化され
『加工された昆虫食』より『活きたコオロギ』を見せて食品を提供したい
飲食店様や昆虫料理愛好家の方で
もし、ご興味が御座いましたら、お問合せ下さい。
少額、少スペースで始めるコオロギ生体、設備、ノウハウ共に提供させて頂きます。

    

当店のコオロギを買って頂くお客様の声

●コオロギが臭くなかった!
●買って帰ったら袋の中でコオロギが死んでいなかった!
●リピートするうちに痩せてたトカゲが太ってきた!
●サイズが豊富だから小さいカエルに与えられる!
●ホームセンターより安かった!
●少量で買えてイエコが居て助かった!(現在、休止しました)
など。嬉しいお声を頂いております。

配達エリア

コオロギの配達、近辺のみですが始めました。
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※トラブルを防ぐ為、当美容室で3回以上ご利用の場合に限る。

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当店はマイクロバブルを導入しております。

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